FrontPage のバックアップ(No.15)


 さてじゃあroot化済みの端末でならどうなんだという話をしましょう。root化済みの端末なら文鎮化するリスクは無数に存在します。例えばroot化するための作業中に文鎮化することだってありますし、root化後にいろいろ弄ってたら文鎮化したということだってあります。どちらかというと後者の方が多いとは思いますが... なぜroot化後に文鎮化しやすくなるのかというと、標準の状態では端末側でこれ以上弄ったら壊れるからこれ以上は弄れないよという制限がしてあるわけですが、その制限をroot権限を利用すると突破することができるんです。その制限を突破すると、例えば端末の性能を限界まで引き出してやるなどして、端末をよりサクサク動くようにするなんてことも可能になります。と、なると当然皆さん端末をサクサクにしようとしますね?その結果本来弄ったらまずい領域の改変をしてしまうと場合によってはそれに端末が耐え切れず、文鎮化するということが起こってしまうのです。私が今まで遭遇してきた(仮)文鎮化の原因は

・システムアプリを必要以上に凍結、アンインストールしすぎた
・必要以上にオーバークロックした結果端末がフリーズ、Set on bootが有効になっていたため再起動ループ
・国内版の端末に海外版向けのModを焼いた

大半がこんなようなものです。完全文鎮化したのは全てROM焼きに失敗したせいですが()

 ただし文鎮化するのは全てこのような無茶のせいではありませんし、いわゆる予期しない事故で文鎮化することもあります。予期しない事故なら仕方ないじゃないかと言われればそれまでですが、端末は当然お金を払って入手しているわけで、それなりの資金投資をしたものがそうホイホイ壊れてしまっては困ります。じゃあその対策をしたいということになると必要になってくるのが文鎮化からの復旧ツールです。前置きがかなり長くなってしまい、申し訳ないです... ここから本題に入りましょう。

 Android端末の場合、文鎮化した状態からの復旧手段は2種類あります。1つはわりと全端末で共通の方法、もう1つはその端末独自の方法です。まずほぼ全端末で共通な復旧手段である1つ目、カスタムリカバリでの復旧作業です。カスタムリカバリとはROM焼きやModの導入などに使用したりするものですが、ROMのバックアップやリストア(復元)にも使えたりする優れものなのです。代表的なものではCWM(ClockworkMod Recovery)やTWRP(Team Win Recovery Project)などがあります。この他にもXrecoveryやBMMなどのカスタムリカバリが存在しますが、できることは基本的に同じです。使い方の説明は以下の通りです

・CWMの場合
1.backup and restoreからbackupを選択してROMのバックアップを作成しておく
2.端末が仮文鎮化してしまった場合はbackup and restoreからrestoreに入り、以前バックアップしたバックアップファイルを選択すると、バックアップした当時の環境が復元できます。

・TWRPの場合
1.BackupのメニューでSwipe to Back Upと表示されているところを横にスワイプすると、ROMのバックアップが作成できます。
2.端末が仮文鎮化してしまった場合はRestoreのメニューから、以前バックアップしたバックアップファイルを選択すると、バックアップした当時の環境が復元できます。

この他のマイナーなカスタムリカバリの使い方まで説明すると長くなるので今回は割愛します。(どのカスタムリカバリも使い方は基本的に同じような感じです)導入方法はツールでワンクリックだったり、fastbootから焼くだけだったりと、そこまで難しいものではないですし、カスタムリカバリ自体そんなに扱いにくいものでもないので、導入できる端末ならば導入して損はないと思います。というよりはぜひ導入しておいてもらいたいツールです。カスタムリカバリというものはroot化と比べると知名度が低く、なにそれおいしいと思っている初心者の方が最近多いですが、ROMのバックアップとそれを復元できる環境なくしてroot化された端末を弄るのは非常に危険です。仮文鎮化しただけでもうどうしようもない状況にもなりかねませんしね...

 ではもう1つのその端末独自の復旧方法についても説明しておきましょう。突然ですが、前述したカスタムリカバリなんですが、実はそこまで万能ではなかったりします。起動中に弄った結果仮文鎮化したという場合は間違いなく復旧作業に使えるのですが、ROMの書き換え(いわゆるROM焼き)でミスをした結果、たまに通常起動もリカバリも起動しない状況になるなんてこともあります。普通はそんな状態にならないよう注意しながら作業を行うものですが、それでもたまにこういう状況になったりするものです。じゃあそういう状況になったら完全にお手上げなのかというと、そうじゃない場合があります。ここで使うのがその端末独自の復旧ツールとなってくるのです。メジャーなもので私もお世話になったことがあるものは

・HTC機:RUU(RomUpdateUtility)を適用すれば復旧可能
・Xperia:flashtoolやSEUSを使用すれば復旧可能
・Nexusデバイス:ファクトリーイメージを適用すれば復旧可能
(この他にもOTAのファイルを適用すれば復旧可能な機種もある)

こんな感じです。端末単体で行えるものは少なく、ほとんどPCに接続して行うもの(ツールがPCのソフト)ですね。PCでAndroid SDKが動く環境を整えておくと、このような場合に役立つかもしれません。これらの復旧方法が本当に最後の手段となります。これでもダメなら基本諦めてもらうしかないです。この他にも独自の復旧手段が存在する端末は多く存在しますので、こちらの詳しいことはGoogle先生に聞いてみましょう。

公式トレイラー Edit


らったーらったーらったーらったー
勝手に編集するんじゃねぇ





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